2009年09月30日

しゃべらnight第4弾【地域通貨】

こんにちは!
しゃべらnight司会者のkotoです

第4弾のテーマは【地域通貨】でした。



☆野口直秀さん(清水もつカレー総合研究所
☆柚木康裕さん(リサイクルブティック・スノードール
☆大石人士さん(静岡経済研究所)


をお招きしてのしゃべらnight。

地域通貨のもともとの始まりは、10数年ほど前から問題視されていた
「人のつながりの希薄やコミュニケーションの不足」から
コミュニティの活性化を目指していろいろな試みが始まり、地域通貨もそのひとつだったそうです。

野口さんたちの清水駅前銀座のグループは県の助成事業として
「EGGS」という地域通貨を始めました。

「お金」とは少し違う位置づけの地域通貨。
たとえば、
「ちょっと出掛けたいから留守番お願い。」とお金を渡すのにはちょっと気が引けてしまうような頼みごとも、地域通貨のようなものを渡すと自分も相手もちょっと嬉しい☆
お金に換金するのではなく、「何かをした/してもらった」お礼やお返しに地域通貨が使われます。
野口さん:「商店街の中の人の交流は良くなったね。」


ただ、地域通貨を続けるのは難しい。
慣れてしまうと「わざわざ地域通貨なんて使わなくても~。水くさい。」と地域通貨を使わなくなってしまうケースも多いそうです。

清水のリサイクルブティック「スノードール」の柚木さんは
スノドカフェで地域通貨「ダラー」を作りました。


「This is money! –If you can imagine-」
このダラーを使うときには、必ず静岡の方言、「だら~」を使わなければなりません!!(笑)
例;「これ、何ダラー?」
  「あ、これ3ダラーだら~(3ダラーでしょ~)」
そしてそれをアーティストに結び付け、静岡のアートの活動をもっと盛り上げていこう!という想いも込められています。

大石さん:「10数年前に調べただけ」
と謙遜しまくりだった大石さんは分厚い資料をばっちり持参。
過去に地域通貨の取り組みを行っていた滋賀県草津市の事業などを紹介してくれました。


地域通貨のはじまりは、「お金」としてというよりも、「肩たたき券」のような性格の方が強かったみたいですね~

第二部の分科会でもたくさんしゃべってましたね!
参加者のみなさんもしゃべる☆しゃべる★

自分の街に地域通貨ができたら・・・想像×創造してみた今回のしゃべらnightでした★
来月もお楽しみに~  
タグ :地域通貨


Posted by コト at 22:16Comments(0)しゃべらnight